骨粗鬆症 ost骨粗鬆症 ost

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骨粗鬆症とは?

  • 骨の密度(骨量)が減って骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気
  • 転んだり、軽い力でも骨折したりする事がある(いつのまにか骨折
  • 特に閉経後の女性や高齢者に多いが男性にも起こる
  • 背骨(脊椎)、大腿骨の付け根、手首などに骨折が起こりやすい
  • 骨折をきっかけに寝たきりや要介護状態になることがあるので、骨折が起こる前に予防に努める事が大事

主な疾患

捻挫 骨折
  1. 初期は無症状
  2. 転倒や軽い衝撃で骨折
  3. 背中や腰が痛む
  4. 身長が縮む(背骨の圧迫骨折)
  5. 背中が曲がる(円背)

診断

骨密度検査
(DXA法)
  • 腰椎・大腿骨で測定
  • 若年成人平均値(YAM)の70%未満:骨粗鬆症、70-80%:骨量減少
  • 脊椎圧迫骨折の既往があれば骨密度正常でも骨粗鬆症と診断される

骨密度検査装置(DXA)
について

X線撮影

圧迫骨折の有無、骨構造の変化を確認

血液・尿検査
  • 骨代謝マーカー(骨形成: BAP、P1NP/骨吸収; TRACP-5b, NTxなど)
  • 血中ビタミンDやカルシウム、リンの状態
  • 二次性骨粗鬆症の原因検索(甲状腺、副甲状腺、腎・肝機能他)

治療

治療の目的
  • 骨折を防ぐ
  • 骨密度を維持・改善する
  • 骨質(骨の強さ)を保つ
  • 転倒を予防する
  • 生活の質(QOL)を維持する
薬物療法
(骨折予防の中心)
骨吸収抑制薬
(骨が壊れるのを防ぐ)
  • ビスフォスフォネート製剤
  • デノスマブ(抗RANKL抗体):6ヶ月に一回皮下注射
  • SERM(選択的エストロゲン受容体調整薬):ラロキシフェン
骨形成促進薬
(骨を新しく作る)
  • テリパラチド(副甲状腺ホルモン製剤):毎日/週1回・2回皮下注射
  • ロモソズマブ(抗スクレロスチン抗体):月1回皮下注射
その他
  • 活性型ビタミンD3製剤
  • カルシウム製剤
  • マグネシウム・ビタミンKも重要
生活習慣の改善
運動
  • ウォーキング
  • 筋力トレーニング
  • バランス運動(転倒予防)
食事
  • カルシウム:牛乳、チーズ、小魚、緑黄色野菜
  • ビタミンD:魚、きのこ類、日光浴
  • ビタミンK:納豆、緑黄色野菜
その他
  • 禁煙・過度な飲酒の制限

治療の継続が大切

  • 骨粗鬆症は長期的に進行する慢性疾患
  • 数か月~数年単位で治療効果を評価
  • 骨密度だけでなく骨折の有無で治療効果を判断
平松 久仁彦

執筆者

ひらまつ整形外科
難波ひざスポーツ
クリニック 院長

平松 久仁彦

(ひらまつ くにひこ)
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会 整形外科専門医・指導医
  • 日本スポーツ協会公認 スポーツドクター
  • 日本医師会臨床研修指導医
  • 日本膝関節学会評議員
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会 整形外科専門医・指導医
  • 日本スポーツ協会公認 スポーツドクター
  • 日本医師会臨床研修指導医
  • 日本膝関節学会評議員